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コラム

運動療法について

ダイエットの本を読んでいると、たまに「運動しても、その後で飲み食いするので運動はあまりダイエットに役に立たない」と述べてあることがあります。この説は一部分本当ですが、大方は誤りです。
運動後に減少した体重はほとんど汗などの水分で、その後に給水すると大体運動前の体重に戻ります。 しかし、かといって運動がダイエットの役に立たないかというとそれは間違いです。 運動により日常の基礎代謝が高まり、体力がつきます。 このことは日常生活でも例えば階段の上り下りが楽になったり、動作がスムーズに出来るようになったりすることで自覚できます。
高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防のためにも、運動を薦められています。 運動の程度は1分間に脈拍が110程度の運動(これは早足の散歩くらいの運動に相当します)を、一日30分位するのが適当だとされています。
現代はストレス社会とされ、頭を使いすぎて疲れてしまうことが多くなりがちですが、頭も体もバランスよく使うのが健康の秘訣と思います。

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